【新車と中古車】維持費はどちらが安いのか

公開日:2023/08/15  最終更新日:2023/06/16

 維持費

車を購入するには、車体価格だけでなく、維持費も考慮しなくてはいけません。実際のところ、新車と中古車では、維持費はどちらの方が安くなるのでしょうか。この記事では、車にかかる各種維持費を比較しているため、参考にしてみてください。また、車の維持費をなるべく安く抑えるための方法もいくつか紹介します。

実は維持費はおおむね同じ?

車にかかる維持費は、新車でも中古車でもほとんど変わりはありません。基本的に、同じ車種、同じグレードの車を購入した場合、自賠責保険やガソリン代は同じなのです。駐車場に止められるサイズであれば、駐車場代も同じ価格で借りられるでしょう。

ただ、中古車の場合は比較的車体価格が安く、新車の場合はオプションやカラーを選べるため、維持費以外の部分では、多少の違いが出てきます。ですが、維持費の部分だけで比較すると、おおむね同じです。

自賠責保険、ガソリン代、駐車場代は、車を維持する上で必要なものですが、新車と中古車では大きく変わりはありません。維持費を気にして、欲しい車を諦める必要はないのです。自分はどんな車が欲しいのか考えながら車選びをしましょう。

各種維持費を比較しよう

車を所持するために必要な各種維持費を比較していきましょう。

自動車税

自動車税は、車の排気量によって加算されます。自動車税と軽自動車税に分けられ、軽自動車税は一律ですが、自動車税は排気量によって増税されていきます。自動車税は、新車と中古車で違いはありません。ただし、新車と中古車関係なく、13年経つと税金は高くなります。

自動車保険

必ず加入しなくてはいけない自賠責保険は、新車でも中古車でも費用は同じです。任意保険に関しては、加入する保険会社やプラン、保険加入者の等級、運転者の範囲によって保険料は異なります。ただ、保険会社によっては新車割引がありますので、新車ならばお得に加入できる場合もあります。

車検

車検は、法定費用と基本料、整備費用が必要となります。新車登録時には3年、その後は2年ごとに必ず受けなければいけません。軽自動車と普通自動車では価格が異なりますが、新車と中古車では特に大きな差はないでしょう。

ただし、長く乗り続けていると税金も高くなっていくので、注意が必要です。

ローンの金利

車の購入時にローンを組む際には、ローン代も維持費となります。ローンには金利がかかるため、支払う期間が長ければ長いほど維持費がかかるのです。新車と中古車では違いはないため、審査や手続き方法などを比較しながら借入先を選択しましょう。

メンテナンス費用

車を安全に乗り続けるためには、メンテナンスが欠かせません。エンジンオイルやブレーキオイルの交換、バッテリー交換などは定期的に行う必要があります。新車の場合は、最初の数年間は補償がついている場合が多いです。

はじめのうちから、修理が必要になるケースも少ないでしょう。しかし、中古車の場合は補償が充実していないため、気を付けなければいけません。中古車になると、故障や不具合が発生する可能性が高いため、メンテナンス費用が多くなる傾向にあります。

車の維持費をなるべく抑えるには?

車を所持していると、新車でも中古車でも維持費は発生します。維持費を安く抑えたいと考える方が多いでしょう。ここからは、車の維持費をなるべく抑える方法を紹介します。

点検や車検の依頼先を比較する

整備や車検はディーラーやガソリンスタンド、カー用品店、中古車販売店で行うことが可能です。依頼する場所によって、料金は異なります。そのため、複数の店舗で見積もりを行い、比較することが重要です。安く整備や車検を行ってくれる場所に依頼すれば、維持費を抑えられます。

任意保険を見直す

任意保険の補償内容を見直し、削れる部分がないか確認してみましょう。運転者の条件を限定するだけでも、保険料は安くなります。複数の保険会社で見積もりをとって比較すると、任意保険は定期的に見直すことをおすすめします。

トータルコストを抑えるなら中古車を選ぶ

新車と中古車では、維持費に大きな変わりはありませんが、トータルコストを抑えたい場合は中古車を選びましょう。中古車は、車体の購入価格を抑えられます。年式の新しい車を選ぶことで、中古車でも燃費が悪いという心配がありません。

次の車検まで期間がある車を選べば、車検代を抑えることも可能です。中古車を購入する際は、メンテナンスや保証などのアフターサービスが充実している店舗を選ぶことで、維持費を抑えられるでしょう。

まとめ

新車と中古車では、維持費に大きな差はありません。同じ車種、同じグレードの車ならば、おおむね同じなので特に気にする必要はないです。税金や保険料、メンテナンス費用などは、どんな車でも必要になります。

ただ、整備や車検を依頼する店舗選びに注意し、任意保険の見直しを定期的に行うことで、維持費を抑えることが可能です。車を購入する目的やライフスタイルを考慮しながら、自分に合った車選びをすることが重要です。

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