車のボディタイプとは?それぞれの種類ごとの特徴を知ろう!
車を購入する際に、メーカーやカラー、車種ではなく、ボディタイプで選ぶ方もいます。車のボディタイプの特徴とライフスタイルに合ったボディタイプを選ぶことで、カーライフがより楽しく、快適になります。今回は車のボディタイプを知り、どのようなライフスタイルにどんなボディタイプの車が合うのかみていきましょう。
車のボディタイプとは?
車にはボディタイプというものがあります。ボディタイプというと、車の形であるという予想はできますが、車に詳しい人や気にしている方でない限り、自分がどのボディタイプの車に乗っているのか、どのボディタイプがどのような車か分からないでしょう。車のボディタイプには、分け方によってさまざまですが、一般的に知られているボディタイプを種類別にみていきましょう。
車のボディタイプの種類にはどのようなものがある?
車のボディタイプはセダン、高級サルーン、クーペ、オープンカー、ステーションワゴン、ワンボックス、ミニバン、SUV、ハッチバック、軽自動車に分かれます。
セダン
安定した人気を誇っており、どの世代からも支持が厚いのがセダンタイプの車です。エンジンルーム、人が乗る居室、トランクルームの3つに分かれている3ボックスタイプ。一般的にドアが4つのタイプがセダンタイプと呼ばれます。
セダンタイプの車は、振動が少なく、それにともなう揺れの少なさから、とくに長時間の運転に向いています。セダンタイプの有名な車種をあげると、トヨタのプリウス、クラウン、日産のフーガ、スバルのインプレッサなどです。
高級サルーン
高級サルーンという言葉はなかなか聞きなれない方も多いかと思いますが、高級サルーンのボディタイプはセダンと同様です。セダンタイプの中の高級な車種のことを指します。高級サルーンタイプはロールスロイス、メルセデスベンツなど車種が該当します。
クーペ
クーペタイプの車は一般的にセダン同様、エンジンルーム、居室、トランクルームが分かれている3ボックスタイプです。それに加え、ドアが2ドアタイプの車種が多いです。また、車内が狭めであることも特徴としてあります。近年はクーペタイプの中にも、4ドアタイプが発売されるなど、進化しているタイプでもあります。
オープンカー
オープンカータイプとは、屋根がない、もしくは屋根が開閉できるタイプを指すようです。有名なモデル名でいうと、ロードスターや、ガブリオレがそれに該当します。どちらも風を楽しむことができる車になっています。
ステーションワゴン
セダンタイプのトランクルームを広げたような車種で、居室とトランクルームが一体化した、2ボックスタイプの車種になるようです。セダンタイプのように車体が低めに設計されているという特徴があります。
セダンタイプのように乗り心地がよく、ワゴンのように積載量が高いことで人気のタイプになります。トヨタのカローラ、マツダのアテンザワゴン、日産のウイングロードなどが有名な車種になるようです。
ワンボックス
エンジンルームが運転席の下にあるタイプで、空間が1つにまとまっており、箱のようなデザインの車種になります。積載量が高いのが特徴です。トヨタのハイエース、日産のキャラバンなどが代表的な車種になります。
ミニバン
1.5ボックスというフロントのボックスが短いタイプのワゴン車を指します。大人数の乗車が可能で、3列シートになっており、積載量も高く、ファミリー向けの車種になっているようです。トヨタのアルファード、ヴォクシー、日産のセレナ、ホンダのオデッセイなどが代表的な車種になります。
SUV
SUVタイプの車は車高が高く、オフロードが得意な車になります。積載量も高く、悪路も走行性が高いことから、レジャー向けの車になっているようです。トヨタのハリアー、三菱のパジェロ、スズキのジムニーなどが代表的です。
ハッチバック
ハッチバックタイプは、背面に跳ね上げ式のドアがあるタイプの車種になります。跳ね上げ式のドアがさまざまな車種で使用されていますが、一般的に、車高が低いタイプの車種のバックドアで使われます。
ハッチバックタイプは積載量が高くなり、日常用にも趣味用にも使え、利便性が高いことから、ファミリー層や積載量が必要な趣味がある人に人気の車種です。運転もしやすく人気があります。トヨタのカローラスポーツ、アクア、スズキのスイフトスポーツ、日産のノート、ホンダのフィットなどが代表的です。
軽自動車
排気量660㏄以下の車種を指します。車体の大きさも定義があり、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、乗車定員4人以下となっています。維持費の安さや、小回りのよさなどから人気のタイプです。ダイハツのタント、ホンダのN-BOX、スズキのハスラー、アルトなどが代表的な車種になります。
車のボディタイプを選ぶ際に意識するべきポイント
車のボディタイプを選ぶ際は、まずは自分がどのような用途で使用するかを考えましょう。通勤通学など日常的に使用するのか、買い物や外出などが多く、積載量が高い車種がよいのか、または走りを楽しみたいだけなのかによっても変わってきます。
どのような場面で必要かを考えることで必然的に必要な車種はみえてきます。また、家族構成によっても変わってくるので、家族構成も見据えてボディタイプを選びましょう。
車のボディタイプはいくつかありますが、必要性を考えることで、自分にとってどのボディタイプが合っているか、見えてきます。また、近年は車の進化も著しく、どの車種も乗り心地がよく、魅力的な車になっています。自分に合う車種を見つけて素敵なカーライフを送りましょう。