外車の車検費用は高い?国産車との違いを詳しく解説

公開日:2025/03/15  

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「外車の車検費用は高い」とよくいわれますが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。本記事では、国産車と比べて部品代や整備費が高額になりやすい理由、維持費のポイントなどを詳しく解説します。車検を検討している方や、外車の購入を考えている方にとって、コストの違いを知ることは大切です。ぜひご一読ください。

外車の車検費用は本当に高い?

車検時にかかる費用のなかで、必ず支払う必要があるのが「法定費用」です。これは「自賠責保険料」「自動車重量税」「検査登録手数料」の3つで構成されており、車検の方法に関係なく一律で発生する費用です。

輸入車は車検費用が高いと思われがちですが、実は法定費用については国産車と変わりません。これらの費用は税金が主であるため、車の種類による違いはあっても、外車だから特別に高くなるわけではありません。

自賠責保険は加入期間で決まる

自賠責保険は、すべての車両が加入しなければならない強制保険です。この保険料は加入期間によって決まり、国産車と外車の区別なく同じ金額が適用されます。

一般的には、次回の車検までの期間に合わせて、24カ月または25カ月のプランで加入することがほとんどです。

自動車重量税は車の重さで決まる

自動車重量税は車両の重量によって課税されるため、国産車か外車かは関係ありません。たとえば、軽量な外車なら国産の大型車よりも税額が安くなることもあります。

一方で、大型の外車は税額が高くなりがちです。また、車の経過年数によっても増額されるため、13年、18年を超えると税負担が増える点には注意が必要です。

検査登録手数料は基本的に一律

車検を受ける際には、検査登録手数料は、一部例外を除いて国産車・外車問わず同額です。運輸支局で車検を受ける場合は、業者を通じても費用は変わりません。

ただし、小型車の扱いや指定工場での車検では多少の違いがあることも少なくありません。さらに、平成30年4月以降、新車新規検査登録料が改定され、新車購入時には国産・外車に関係なく新基準に基づいた手数料を支払う必要があります。

外車の車検で整備費用が高くなる理由

車検を受けるには、国が定める保安基準を満たす必要があります。そして多くの場合、事前に整備が必要です。外車の車検費用が高くなりがちなのは、整備費用が国産車よりもかかるためです

以下に、外車の整備費用が高額になる理由を見ていきましょう。

消耗品の交換頻度が高い

外車は国産車と設計思想が異なり、性能を重視して作られています。そのため、部品の消耗が早く、車検のたびに交換が必要になることが多いです。

国産車は耐久性を重視し、長く使えるように設計されています。一方、外車はこまめなメンテナンスを前提としているため、部品交換のコストがかかるのです。

交換部品の輸入コスト

外車の部品は国内では流通が限られており、多くの場合海外から輸入する必要があります。そのため、部品代に加えて輸送費が発生し、結果的にコストが高くなります。

国産車なら国内で簡単に手に入る部品も、外車の場合は輸入の手間がかかるため、部品代が高くなるのは避けられません。

専門的な整備技術が必要

外車の整備には、特別な知識や技術が必要です。そしてその分、整備士の技術料が高くなる傾向があります。外車メーカーごとに異なる構造や電子制御システムを理解し、適切に修理・点検するためには、専門の研修を受けた整備士が対応しなければいけません。

また、外車の整備ができる整備士の数が限られているため、国産車と比べて作業工賃が高くなるのも理由のひとつです。

外車の維持費を軽減する方法

外車の車検費用は高くなりがちですが、その大きな要因は整備費用の高さにあります。外車は定期的なメンテナンスを前提に設計されているため、普段の管理次第で維持費を抑えることが可能です

少しでも負担を減らしながら長く乗るために、コストを抑える方法を知っておきましょう。

こまめな整備で負担を軽減

車検費用が高くなる理由のひとつは、整備をまとめて行うことにあります。普段から定期的に点検・メンテナンスを行っていれば、車検時の大規模な整備が不要になり、費用を抑えられます。

これにより、結果的に故障リスクが低下し、トータルコストの削減にもつながるのです。

延長保証の活用で修理費をカバー

外車は修理費が高額になりやすいため、購入時に保証を付けるのも有効な方法です。とくに「延長保証」を付けておけば、保証期間内の修理費を抑えることができ、突発的な故障による出費を防げます。

新車の場合、通常のメーカー保証は無料で付帯していますが、延長保証は有料オプションとなることがほとんどです。しかし、修理費の高さを考えると、保証を付けておくことで長期的に維持費を抑える効果が期待できます。初期費用はかかりますが、万が一の際のコスト削減につながるため、必要経費として考えるのが賢明です。

まとめ

外車の車検費用は高いといわれがちですが、その主な理由は整備費用の高さにあります。消耗品の交換頻度が高く、部品の輸入コストや専門的な整備技術が必要なことが影響しているのです。しかし、定期的なメンテナンスを行ったり延長保証を活用したりすることで、車検費用や維持費の負担を軽減できます。外車は適切な管理をすれば長く快適に乗り続けられるため、計画的な整備とコスト管理を意識しながら、安全で快適なカーライフを送りましょう。

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